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(以下Health Day 2006年3月22日付の記事翻訳)

記事ソース元:Health Day 2006/3/22
翻訳・編集:S&Fマガジン
画像:S&Fマガジン

遺伝子変異を遂げた鳥インフルエンザ

3月20日、東南アジアで猛威を振るうH5N1型鳥インフルエンザは、新しく変異を遂げたタイプだと米国研究者が報告する中、現在も鳥インフルエンザは変化し続けています。

この2種類に進化したH5N1ウィルスが、世界的流行病につながるかは現時点では定かではありませんが、月曜日のアトランタ市における国際会議では、米疾病管理予防センターの研究者達によるアトランタ市の新生伝染病についての発表がありました。

「2003年頃、我々はH5N1型の鳥インフルエンザを遺伝子的に認識し、世界的流行病になるかも知れないと発表しました。 しかし今現在は2種類のH5N1型を確認しています。」と研究者のレベッカ・ガーテン氏は発表しました。
2003年以来、H5N1型鳥インフルエンザはアジア、ヨーロッパ、アフリカ、中東で確認され、何千万という養鶏を処分してきました。
感染が主に鳥同士に限られている中、既にH5N1型ウィルスは100人以上の人々を死に至らしめました。 科学者が現在憂慮するのは、H5N1ウィルスが人間同士の感染がスムーズになるよう変異し、何百万人という世界的流行病になる可能性です。

ガーテン氏率いる研究チームは、2003年から2005年の夏までの間、鳥や人間から300以上のH5N1型ウィルスを採取し、分析を続けてきました。 その中で、2005年にインドネシアで人への感染が確認されたH5N1型は、新型のウィルスである事を発見したのです。 鑑定結果では、遺伝子構造的にH5N1に関連のあるこのウィルスは、今まで人間に害を与えると考えられなかったウィルスだったのです。

ガーテン氏によると、世界的流行病を引き起こしかねないH5N1型ウィルスは、より遺伝子的に多様化しており、それがH5N1ウィルスの研究を困難にし、更なるウィルスの監視の必要性が迫られるようになったと言います。 ガーテン氏は、ウィルスは今後も変異し続けると話し、何時H5N1型ウィルスが人に容易に感染するように進化や変異するかは、時間が経てば分ると言います。

ある専門家は、多様化するウィルスの変異はワクチンの開発を困難にすると話します。

カリフォルニア州ラホーヤ市のスクリップス研究大学で分子生物学の教授を務めるジェームズC.パールソン氏は、「ウィルスの多様化はワクチンの開発戦略を困難にします。 ウィルスが多様化するのなら、一つのタイプのみを選別してウィルスを開発しても、それが全ての人々に有効とは限らなくなるからです。」と話します。
しかしパールソン氏は、ウィルスが変異し続けるからといって、それが人から人に容易に感染するようになる事を意味する訳ではないと言います。 「これら遺伝子の変異からは目を離せませんが、世界流行病になるかどうかは未だ分らない」と話します。

他の専門家は、新しい研究結果は、鳥の病気をコントロール必要性がある事を示唆していると考えます。
「新しい研究結果は、鳥の病気を管理する義務が生まれたといえるでしょう」と話すのは、「鳥インフルエンザ:次の世界流行病についてあなたが知るべき事」の著者であり、ニューヨーク医科大学の医学部で臨床準教授を務めるマークシーゲル博士です。
シーゲル博士も、新しい研究結果を元に新型ウィルスが世界流行病になると結論付けられないと話します。
「ウィルスは頻繁に変化し、1997年以前では人に感染する事も稀でした。 だから人に容易に感染するように変異するとは考え難い。恐らく今回は全てのケースの一部として表面化したのでしょう。 新しいタイプのウィルスが誕生したからといって、人に容易に感染するようになるとは考えません。 発表した研究者も、新しいウィルスタイプが人への感染を容易にしたとは報告していません。」と博士は説明します。

もう一つの鳥インフルエンザのニュースとし、米国食品医薬品局は月曜日、管理当局の指示に従ってない2種類のウィルス薬の使用を禁止する提案を発表しました。
米国食品医薬品局は、ウィルスの人への感染を防ぎ、治療の効果を確保する為に、この様な対策を講じたと話します。

米国食品医薬品局は食用チキン、ターキー、アヒルに対し、管理当局の指示に従っていないタミフルとレレンツァ(Relenza)製品の使用を禁止しました。

米国食品医薬品局のアンドリュー長官博士は、「今日の当局の発表は、我々が公衆衛生を保護する予防措置であり、 我が国のための最優先事項とし、当局の高水準なインフルエンザ流行に対する準備と重要な役割をアピールする為です。」と準備された声明において説明しました。
 

記事ソース元: Health Day March 22, 2006
http://www.healthday.com/view.cfm?id=531660

鳥インフルエンザ速報 NIKKEI 鳥インフルエンザ毎日新聞
   



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