弾よりも速く!

  世界一速い男の

   トレーニング法を完全公開!

 2001年新春特別号

 原本執筆:キャロル・ウェバー
 翻訳編集:S&Fマガジン


 上半身のトレーニング 火曜、木曜
 (それぞれのセット間の休憩は、1分以内)

  ベンチプレス
               5セット x 10,8,6,6,6回
               60kgから開始し、110kgまで上げる。
           マウリスのゴールは、体重の2倍である160kgを挙げる事です。

  インクライン・ダンベルプレス
               3セット x 15回(15kg程度の重さ)

  リアデルト・ダンベルフライ(ベント・オーバーラテラルレイズ)
               3セット x 15回

  フロント・ダンベル・レイズ
               3セット x 10回(7kg位の重さで交互に挙げる)

  ダンベルを持っての腕振り
              4セット x 7kgを持って10秒間思いっきり走った時のよう
              に腕を振ります。 30秒間の休憩後、再び腕振りというのを
              4回繰り返します。

  ダンベル・カール
              3セット x 15回(20kgで交互に挙げる)

  ラット・プルダウン
              3セット x 10回(55kgをワイドグリップで)

  ダンベル・シュラッグ
              3セット x 10回

下半身のトレーニング 月曜、金曜

  スクワット      4セット x 10,8,6,3回
              60kgで始まり、100kgまで上げる。
             
 しゃがむ度に5秒下で止め、爆発的に立ち上がります。

  パワークリーン   5セット x 3回
              デッドリフトのような姿勢から、バーベルを胸まで持ち上げ、
              下に降ろすというのを繰り返す。

  もしくは
  クリーン&フロントスクワット
              5セット x 5回
              クリーンでバーベルを胸まで挙げたら、そこからスクワットを
              する。 これをする日はスクワットもクリーンもしない。

  シングル・レッグカール
              3セット x 10回 25kg

  シングル・レッグエクステンション
              3セット x 10回 35kg




2007年11月18日設置
累計

本日

世界チャンピオンの食事法

何年にもわたって、自分の体を理解する努力をマウリスはしてきました。 そのお陰で、何を食べるのが最も適しているのかを理解しています。 それは失敗を重ねて積み上げた、経験による知識なのです。 ですから自分の大好物であるクリスピークリーム・ドーナツを避けています。  目先の喜びより、後で勝者になりたいという願望の方が打ち克っているのです。
今回インタビュー時、マウリスの体重は80kgでしたが、それはシーズン中の体重より1.5kg重いだけでした。

では一体どんな食事をしているのでしょうか?
「高タンパク食だ」とマウリスは答えます。 「通常炭水化物は食事から摂れるからむやみに必要無いが、タンパク質は必要です。特に質の良いものが」と話します。

通常マウリスは1日に2回しか食事を摂りませんが、1日を通じプロテインを摂り続けます。 タンパク質は体重1キロ
につき2グラムを目安に、1日およそ170グラム摂ります。

                          1日の食事の例

        朝食・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9AM オートミール、プロテインドリンク、フルーツ
        ウエイトトレーニング後の食事・・・・・12:30PM プロテインドリンク
        競技場での練習後の食事・・・・・・・・・・・・3PM プロテインドリンク
        夕食・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6PM 鶏の胸肉、野菜、プロテインドリンク
        就寝前・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10PM プロテインドリンク


チャッピオンの心

スミスコーチは、選手を育てるのはその人の運動能力のみでなく、その人の人格も含めて育てるべきだと考えてきました。 実際過酷な練習で鍛えられた精神は、人生のあらゆる場面でも役立つ筈です。 又、スポーツ選手は子供達にとって、人生の手本ともスミス氏は考えます。 ですから常にチャンピオンは自分がチャンピオンである事を自覚し、チャンピオンらしく振舞うべきだと考えます。

マウリスは、幸いその寛大な性格を高く買われています。 例えば競技場でインタビュー中、2人の女の子がサインを求めて外で立っているのを見て、わざわざフェンスを超えてサインをし、更にしばらく話しまでしてくれるのです。

私はマウリスに、「もしあなたの様に将来なりたいと願う子供達にメッセージが有るとしたら、何ですか?」と尋ねたら、マウリスはこう答えました。 「他の誰かの真似をしちゃダメだね。 自分らしくしなければ。 例えばカール・ルイスみたいになりたいの?と人は良く聞くけど、俺はいつもNOと答えてるよ。 どうせやるなら前駆者を越えるくらいの事をしなければ」と。

更に「あなたは成功した後変わったりするの?」の質問に、「俺は変わる事はないよ。 いつまで経っても俺は俺。 今まで通りに人を助ける事を喜んでするよ」と答えました。

彼を良く知る友人はこうコメントします。 「マウリスは庶民的で、自分のファンを大事にします。 そして自分の成功を社会に還元する姿勢を持っています。 本当に人が近付きやすい雰囲気を持っているのです。  勿論フィールドの中では別ですが・・・」と。

▼お勧め関連サイト

 

1 2

スポーツサイトに戻る

Home

Please note: Most of the images you see on the pages are copyrighted by Muscular Development.  However,
those articles, translated, edited, and embelished in such an entertaining way, were mostly re-written by the
work of S&F Magazine. Therefore, the meanings of those articlea are not precisely translated from its original.
S&F magazine is in no way affiliated with Muscular Development, and does not profit from anything that is
included in it. It is only meant for your enjoyment and fitness education.