●トレーニング ●栄養補給 ●休養
この3つのどれか一つが欠けても体の変化は生まれません。 体は一切妥協しないので、この3つの条件は全て完璧である必要があります。
【筋肉増強の秘訣】
「腕を太くしたい!」や、「大きな大胸筋が欲しい」など、筋肉を大きくしたいのなら、何よりも先ず食べる必要があります。
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左のイラストをご覧ください。 人間のからだと同じ理屈でパワーを出す、ガソリンエンジンを例えとして理屈を紹介しています。
ガソリンエンジンは、キャブレターという機関でガソリンを液状から霧状に気化し、ガスに変換する役割をします。 この機関が重要で、毎分どれだけ沢山のガソリン(エネルギー)をエンジンに送り込めるかで、出力(馬力)が左右されます。 特に馬力を引き出したい場合は、ターボという圧力器を使い、強制的にガソリン(エネルギー)をエンジン内に沢山詰め込むという手段もあります。
人間のからだもこれと理屈は同じです。 内臓器官が弱いと、パワーが出ないだけでなく、強いパワーを生み出す為の超回復というプロセスが上手くいかず、なかなか強い筋肉が育たないのです。
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実質大きな筋肉とパワーを入手できるか否かの分かれ目は、トレーニング論以前の内臓機能に関わってきます。 筋肉増強とパワーアップの秘訣の8割は、この部分と言っても過言ではないでしょう。
幸いな事に、殆どの人は食事法や努力で内臓機能を強化する事が可能です。 つまり、努力(栄養学と食べ方)次第で誰でも筋肉増強とパワーを手に入れる事ができるのです。
【筋肉増強の為の食事法】
筋肉増強に必要なものとは、自己の体内に於けるホルモンレベルを上手くコントロールする必要があります。 ホルモンとは、筋肉増強に欠かせない男性ホルモンですが、それと同等に重要なホルモンがインスリンです。
インスリン分泌のコントロールが上手ければ、筋肉がバカバカ付くという現象すら実現可能です。
ここでは、食事法によりインスリンの分泌をコントロールし、筋肉増強に大きな拍車を掛ける方法を紹介します。
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【パワーアップ&筋肉増強の為の栄養学と食べ方】
筋肉とパワーをみるみるアップさせるには、特殊な食事法が必要となります。 特に気を付けたいのがトレーニング前の食事です。
通常の場合なら、トレーニング前に充分な栄養を食事で獲れば良いのですが、筋肉増強を目に見えるようにアップさせたいなら、トレーニングの2回前の食事から準備段階に入ります。
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トレーニング前の食事から、たっぷり体内、筋肉細胞内に栄養(炭水化物とたんぱく質)を充満させるのです。 こうする事で、トレーニング中最大限のパンプアップと、沢山のパワーを生み出す事が可能になります。
トレーニング直前の食事では、充分栄養を補給し、2時間以上間を空ける必要があります。 その間に消化されたエネルギーが体内で充満するのです。 なぜ上記解説でトレーニングの2回前の食事から栄養補給を意識するのかという理由は、トレーニング2時間前の食事だけでは充分に筋肉細胞内に栄養が充満しない場合があるからです。
例えば忙しくて1日中空腹状態で仕事をし、トレーニング2時間前に食事を済ませたとしても、充分な栄養は体内で充満しません。 この様な不完全な栄養補給でトレーニングを一生懸命したとしても、不完全な結果しか生まれないのです。
【食事内容】
たんぱく質が中心となります。 炭水化物も重要です。
厳密には、トレーニング前の食事では消化の遅い複合炭水化物を摂ります(ご飯でもOK)。 そうする事で、むやみに血糖値を上げずに済むのです。
【要注意事項】
良くある間違いとし、「トレーニング前はエネルギーで体内を充満させなくてはならない」という理由から、素早くエネルギー吸収される砂糖をベースとした甘いものをトレーニング直前に補給する場合です。 これは避けるべきです。
インスリンというホルモンは、血中のブドウ糖に反応して分泌され、栄養素を血中から細胞内に摂り込む働きをします。 血中にブドウ糖が急激に上昇すると、大量にインスリンが分泌され、血中に漂うブドウ糖もたんぱく質(アミノ酸)も全て除去され、細胞内に摂り込まれてしまうのです。
つまり、空腹時と同じ状態になってしまうのです。 お腹一杯トレーニング前に食事をしても、トレーニング30分前に更に甘い砂糖ベースの飲み物(スポーツドリンク)等を補給すると、インスリンが大量分泌され、血糖値が下がるのです。
こうなると、運動中筋肉に力が入らなくなるのです。
この様な食事法を続ければ、食事から大量摂取したカロリーは運動で消費される事なく、体脂肪のみに変換され、ドンドン脂肪で太る結果となります。
Reference;Flex Star Chris Zaino's Advice (
http://www.flexstar.net/articles/zaino-7.html)
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【トレーニング直後の食事法】
一方トレーニング後となると、吸収性の良い炭水化物が理想です。 トレーニング後は、筋肉の代謝が活発になっています。 その時に炭水化物を摂ると、インシュリンホルモンが分泌されます。
インシュリンは炭水化物や糖質に反応して分泌されます。 分泌したインシュリンは、筋肉細胞にエネルギーを摂り込む役割をするので、糖質(炭水化物)と一緒にたんぱく質を食事から摂れば、たんぱく質(アミノ酸)が筋肉細胞へ一緒に摂り込まれ、たんぱく合成に拍車が掛かるのです。
ブドウ糖などの糖質も、運動直後なら問題ありません。 その際は忘れずにしっかりたんぱく質も摂りましょう。