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2001年アニバーサリー号
原本執筆:Pete Williams /MD July 1999
翻訳編集:スポーツ&フィットネス・マガジン
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ウエイトの扱い方
マイケルは年4月から8月の間に、12〜15回トーナメントで走る事になります。 その中には、非常に利益が上がるヨーロッパツアーも含まれています。
9月はシーズンオフという事で休みをとります。 そして10月は次ぎのシーズンの為にトレーニングに取りかかるのです。 この時期マイケルは、扱えるだけの重いヘビーウエイトで、バーベルやダンベルを挙げて基礎筋力の強化に精を出します。 又この時期は、競技場での練習も少ししかしません。
そして1月になると、今度はヘビーウエイトから軽目のウエイトで高回数のトレーニングへと切り替えます。 これは調整と怪我を防ぐ為です。
因みに、マイケルに200メートル走に合うトレーニング法と400メートル走に合うトレーニング法を尋ねたところ、「瞬発力と持久力の両方を兼ね備えたトレーニング法を開発したよ」と答えました。
彼曰く、「どちらの競技でも全身の全ての筋肉をフルに使う。 200mで鍛えた瞬発力は、400m競技中の走り出しに役立ち、400mで鍛えた持久力は、200mを走り抜くのに役立つんだ。 短距離走の爆発的な瞬発時には、上半身の肩も含め激しく使うから、かなりのストレスを全身の筋肉に与える事になる。 だからストレッチと筋力トレーニングは欠かせないんだ。 怪我の予防の為にも。 今やウエイトトレーニング無くしてこれらパフォーマンスを得るのは考えられない事さ」だそうです。
競技場での練習は、主に次ぎの3つから成り立ちます。 1つは長距離を走る。 2つ目は短距離をタイムを競って走る。 そして3つ目は休憩です。
シーズンが近づくに連れ、マイケルはスタート時のテクニックに集中して練習にかかります。
彼は、自己トレーニング内容を紹介するのをためらいます。 その理由は、10種類以上のトレーニング内容が存在するからです。 実際それら10種類のトレーニングをするに当って、更に10種類のバリエーションがそれぞれに用意されていると言います。
ウエイトトレーニングに関しては、競技中の素早い動きと、ウエイトを挙げる時の爆発的な瞬発力とは、直接関係が無いとマイケルは言いますが、重ねがさね世界トップレベルで競技する上で、世界クラスのウエイトトレーニング無くして競技する事など全く不可能であると強調します。 その事についてマイケルはこう言います。 「筋力を向上する上で、
競技場のトラックで出来る事はと言えば殆ど無い。 例えばハムストリング(大腿ニ頭筋)を例にとっても、唯一筋力を強化する方法はと言えば、ウエイトルームでレッグカールをする以外に方法は無い。 大事なのは、筋肉を筋力面と競技面の両方でバランス良く鍛えるという事なんだ」と。
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ダイエット
興味深い事に、マイケルは厳密なダイエットをした事が無いと言います。 その事につき彼はこうコメントします。
「厳密な食事制限をして、競技能力が向上するとは思わない。 1日3〜4時間ウエイトトレーニングや練習をするなら、かなりのカロリーを必要とする。 だから、何を食べても殆どのカロリーは消費されるんだ。 実際カロリー制限をしたら、早く走る事は不可能になるよ。」
将来の目標
彼は2001年の競技を目処に、この業界から引退を考えています。 その後は、バスケットボール界のマイケル・ジョーダンの様に、ビジネスマンとして活躍する事を望むそうです。。
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その1つの理由は、彼は歳をとってきたからです。 彼自身、今の超人的なコンディションが維持できる理由は、日頃の優れたトレーニングが可能にさせてくれると言います。 でなければ、現在この歳でこれ程のパフォーマンスを発揮する事は、不可能だと言います。
2001年も、陸上競技界が彼の年になる事は間違いなさそうです。 今後とも彼の動向は目が離せません。
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