■マイクタイソンのKOシーンやトレーニングシーンが動画で閲覧できます。 大迫力の音声付で是非お楽しみ下さい。


原作:MMA.SFD.PL
編集:S&Fマガジン

挿入歌:Live to Die
(リブ・トゥ・ダイ)

by Holy Mother
(ホリー・マザー)

 


★★★2012年10月28日更新

(以下BBCのインタビューの内容を翻訳)
1988年にケビン・ルーニーをトレーナーとして解雇した時まで、特に気を使った食事法とは、ステーキとパスタとフルーツジュースを摂る事だった。

トレーニングと食事内容(週7日)

5AM 起床、約5kmのジョギング
6AM エクササイズを終え、シャワーを浴び再び寝る。
  (朝のジョギングが彼の強い脚を造った)
10AM 起きてオートミールを食べる。
12PM リングで練習(10ラウンドのスパーリング)
2PM 食事(ステーキとパスタとフルーツジュース)
3PM 再びリングで練習と、1時間エアロバイク
                 (自転車漕ぎ)
   (太い彼の脚の持久力を高めた)
5PM 筋トレ
   腹筋2,000回、ディップス500〜800回、腕立て伏せ500回
   シュラッグ30kgのバーベルで500回)、
   首のエクササイズを 10分間
7PM 夕食(ステーキとパスタとフルーツジュース)
8PM エアロバイク(自転車漕ぎ)を30分した後、TVを観て
    就寝。

(朝ジョギングをする前は、ストレッチを充分に行い、その後
箱に飛び乗るジャンプを10回、短距離ダッシュ(全力疾走)
を10本をこなした)

(昼の12時にスパーリングをし、午後3時にはミットもしくは
ヘビーバッグを使ってリング内での稽古をする)



(午後5時には、サーキットトレーニングとして、200回の腹筋、25〜40回のディップス、50回の腕立て伏せ、25〜40回のディップス、シュラッグ50回を、10セット行い、その後首のエクササイズ(ブリッジ)を10分する)

タイソンは、シュラッグが短い腕から繰り出すパンチに必要な肩を造ってくれ、首の持久力も上がったと言う。
因みにタイソンが13歳の時、腹筋は50回もできず、腕立ても13回しか出来なかったが、徐々にトレーニングで能力を高め、20歳になる頃には2時間以内に2,000回の腹筋を毎日こなすようになった。

タイソンは1987年イギリスでのフランク・ブルノの対戦を観る為に会場に訪れた際に、上記トレーニング内容をインタビューで話した。 その際、リポーターから「ブルノはボディビルダーの様なトレーニングをしているよ」と言われ、タイソンは、「ウエイトより床運動や自然なエクササイズの方が良い」と答え、タイソンのパンチ力は、ヘビーサンドバッグを殴って作り上げたものだと言った。
また、「ウエイトトレーニングなんてチーズケーキを殴ってトレーニングする様なものさ」とも答えている。

タイソンにボクシングを教えたカス(Cus D'Amato)は、タイソンのスタイルを観て、パンチ力が重要と悟り(パンチ力が無かった訳ではない)、13歳のタイソンにとって、非常に重いサンドバッグを叩かせた。 そしてタイソンが強くなるに連れ、徐々にサンドバッグを 重くしていき、やがてタイソンが18、19歳の頃には大の大人が叩いてもビクともしないような重いサンドバッグになっており、それをタイソンはガンガン弾いていたのだ。
またカスは、「タイソンのスタイルはノッポになるべきではない」という理由から、身長がこれ以上大きくならない様にと、タイソンの背中に25kgの錘(おもり)を背負わせ、5kmのジョギングをさせたという。

因みにマイク・タイソンがウエイトトレーニングを本格的に始めたのは、刑務所に服役中の事で、それまでの偉業は本格的なウエイトトレーニング無し(上記メニュー)で達成されたと言います。

タイソンをチャンプに導いたトレーナーの独占インタビューの記事を紹介(ここをクリック!)

 
▼お薦め関連サイト▼
マイケルグラントの科学的
トレーニング法

 

 


お勧め関連サイト
■世界スプリンター
モーリス・グリーンのトレーニング法
■世界スプリンター
マイケルジョンソンのトレーニング法
スポーツ総合サイト