| 2000年7月
A ヒットラーは健全なA型ではなく、変異型のA型だったのです。 Q 人は別々の遺伝子を持っているにも関らず、血液型論がどうして全ての人に当てはまるのでしょうか? A 完全に当てはまるとは言えないのですが、血液型が遺伝子レベルでの影響を肉体に及ぼすのは証拠があり、その影響力はおよそ30〜35%と言われています。 肉体に影響を及ぼす要因は何千と有る中で、この数字はかなり大きいと言えます。 かと言って人をロボットの様に血液型が支配する訳では有りません。 それは言わなくても皆さんご存知だと思います。 Q 最近のアメリカでのダイエットの主流は高炭水化物ダイエットとなっており、スーパーではシリアルやパン、クッキーやケーキ等で溢れ返っていますが、このようなダイエットで最も失敗する確立の高い血液型は何型と言えますか? A 間違いなくO型でしょう。 例えばアラスカやポリネシアの人々は殆どがO型ですが、彼等の地元の食事法(アラスカならエスキモー食、ポリネシアならポリネシア食)を続けるのなら何ら問題は無いのですが、彼等がアメリカに越してきて高炭水化物食に替えると、テキメンに太り、循環器系に問題を持ちます。 高炭水化物食を非難するより、実際は彼等にとって地元食が最も適しているのです。 それは長年に渡り彼等の体が慣れてきたのです。 Q 次ぎの興味深い質問は、地域や人種によって血液型に傾向が有り得ますか? A その質問は今から2000年前なら簡単だったでしょう。 ところが現代では飛行機などの輸送機関の進歩と共に人種交差が増え複雑になりました。 しかし現在でもある地域の社会では、明らかに特徴を残している所も存在します。 Q 彼等はO型じゃなかったんですか? A 有る時調査で1200〜2200年前のエルサレム市の墓を掘り起こしたところ、O型の者は3%しかおらず、36%がAB型だったのです。 Q 最初にAB型が発見されたのは、イスラエルですか? A 1200年前のエルサレムには沢山のAB型が存在し、B型は全体の30%を占め、A型も30%を占めていました。 この事からBが比較的多いと言えますが、一方で1000年以上遺体が保存できる状態で埋葬された人々は、高貴な人々で、近い親族で血統を守ってきた結果とも言えます。 ここで興味深いのが、北米に居る高齢のユダヤ人にはB型が非常に多いのです。 それとは対照的に、エルサレムを囲むアラブ共和国等では殆どB型が居ないのです。 これは殆ど人種間で交わりが無かった事を意味します。 Q これが理由に執筆した本の中で、B型は古い血液型と述べているのですか? A ユダヤ人の宗教的起源はイスラエルですが、遺伝子の起源は恐らくヒマラヤ辺りと思います。 Q ヒマラヤ? A ハイ、その見方が最も有力でしょう。 セマイティック・グループと呼ばれるユダヤやアラブ人は現在住んでいるところが起源ではなく、最初はインドの西側からコウカサス山脈のふもと迄だったのです。 Q 確かにバイブルではジーザスはエイブラハムに東から西に向かえと頼んでいます。 A ハイ、ですから理論的に考えても、この人種のみB型が多い理由を説明するには、その地域から来たとしか考えられません。 Q 過去に人類が全てO型だった時があったのでしょうか? A それはインディアンやユダヤ人等のエスニックグループが誕生する前の事でしょう。 Q それはクロマニヨン人の事をおっしゃっているのですか? A ハイ、社会も何も存在しなかった時代です。 恐らく当時10万人も地球上に存在しなかったでしょう。 Q ところで個人的な質問に戻りますが、博士は自説のダイエットを行っているのですか? A ハイ Q 100%忠実に? A 完璧ではありませんが、ほぼ90%は忠実でしょう。 Q それは随分忠実ですね。 それは博士が勧めるエクササイズについても同じ事ですか? A ハイ、柔軟性が私にとって重要です。 勿論もう少しウエイトトレーニングで筋力アップを狙いたいですが、何よりも柔軟であれば私は満足です。 Q 体は脂肪の無い引き締まった体と言えますか? A 引き締まった体といえるでしょう Q 博士の血液型は? A A型です。 Q 私はAB型で博士の説とは全く逆で、小さい時から体を動かすスポーツが大好きでしたが? A 人の好みが血液型で決まるとは私は言っていません。 好きなスポーツが有るのなら何でも結構です。 それがパワーリフティングでも。 ただストレスを溜めやすいABには瞑想などを加えると、より自分を上手くコントロールする事ができるという訳です。 何れにせよ、そんな単純なものではないという事です。 D'アダモ博士が更に詳しく血液型と健康について執筆した本が2001年1月に出版される予定です。 (Power August Issue, 2000) |