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★バリン (BCAA)
分岐鎖アミノ酸の一種。 肝臓で処理される事なく、筋肉内に積極的に摂り込まれる。
脳の神経伝達物質の前駆体（トリプトファン・フェニルアラニン・チロシン）の摂り込みにも影響する。
★ロイシン (BCAA)
分岐鎖アミノ酸の一種で、エネルギー源として利用される他、筋肉の分解を抑制する働きがある。 又脳の神経伝達物質の前駆体の摂取を調節すると共に、痛み信号を神経系に伝達するのを抑制する、エンケファリンという物質の分泌を調整する。
★イソロイシン (BCAA)
分岐鎖アミノ酸の一種で、筋肉のエネルギー源として利用されやすい。 衰弱した人には、筋肉の消耗を防ぐ目的で利用される。 又ヘモグロビンの形成に必要なアミノ酸でもある。
●ヒスチジン
皮膚で紫外線を吸収する役割を果たす化合物の一種。 赤血球、白血球の形成に欠かせない為、貧血の治療に使用される。 アレルギー疾患、リューマチ性関節炎、消化器系の潰瘍の治療に使用される。
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●リジン
不足するとたんぱく質の合成速度が低下する恐れがある。 筋肉、結合組織に影響する。
ウィルスの働きを抑制する為、単純疱疹の治療に使用される。
リジンとビタミンCのコンビネーションは、L-カルニチンという物質を作り、筋肉がより効率良く酸素を利用するのを助け、疲労を遅らせる働きがある。
またリジンは、コラーゲンの形成を助け、骨、軟骨、結合組織の発育に貢献する。
●メチオニン
シスチン とクレアチンの前駆物質。 抗酸化物質のグルタチオンのレベルを上げ、血中のコレステロール値を下げる可能性を持つ。
又、肝臓から毒性のある老廃物を除去し、肝臓、腎臓の組織再生を助ける役割がある。
●フェニルアラニン
チロシンの主要前駆物質。 学習、記憶能力、注意力、気分を向上させ、ある種のうつ病治療にも使用される。
コラーゲンの主要材料の一つであり、食欲も抑制する働きがある。
●スレオニン
アミノ解毒物質の一つ。 肝臓内の脂肪蓄積を予防する。 コラーゲンの材料として重要なアミノ酸。 菜食主義の人は、一般に体内の蓄積量が少ない傾向にある。
●トリプトファン
重要な神経伝達物質であるセレトニン（鎮静作用を持つ）の前駆体。 体内で合成できる事から、意識して摂取する必要はない。
●アルギニン
インシュリン、グルカゴン、成長ホルモンの分泌を促進し、怪我の回復やコラーゲンの形成や免疫力を高める。
又クレアチンや脳内神経伝達物質の前駆体にもなり、他には精子の数やTリンパ球反応を高める事で知られる。
●オルニチン
大量摂取は成長ホルモンの分泌を促進させると言われる。
免疫系、肝機能を助け、回復を促進する。
●システイン
L-アスパラギン酸、L-シトルリンと共に働き、有害な化学物質を解毒し、アルコールやタバコによる体内の損傷を防ぐ役割を果す。
又白血球の活性化も促進する。
●チロシン
神経伝達物質であるドーパミン、ノルエピネフリン、エピネフリンや、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、メラニンの前駆体となる。
気分を高揚する効果がある。 |
●アラニン
結合組織の主要材料。 たんぱく質からエネルギーを得るプロセスとして知られるグルコース-アラニン回路の中間生成物として重要な役割を果す。 又、免疫系物質を作るのにも重要。
●アスパラギン酸
炭水化物を筋肉のエネルギー源に変換する助けをする他、免疫抗体であるグロブリンを造る。
また運動後のアンモニア量を抑制する。
●シスチン
結合組織の強度を増し、組織の抗酸化反応を助ける。 回復を促進し、白血球の活性化を高め、炎症患部から痛みを緩和し、皮膚、髪の合成にも貢献する。
●グルタミン
体内に最も多く存在するアミノ酸。 免疫系の機能に重要な役割をし、エネルギーとして、又肝機能も助ける。
集中力、知力を維持する脳のエネルギーとなる。
●グリシン
他のアミノ酸の合成を助け、ヘモグロビンやチトクローム（エネルギー合成に必要な酵素）の材料となる。
沈静作用がある事から、躁うつ病、攻撃性治療に用いられる事がある。
グリコーゲンを移動させるグルカゴンを生成し、砂糖への欲求を抑える。 |
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●プロリン
結合組織、心筋を合成する上での材料となる。
筋肉のエネルギー源として使われやすく、コラーゲンの主要素材となる。
●セリン
細胞のエネルギー合成に重要な働きをし、記憶、神経系機能を助ける。
免疫抗体であるグロブリンを形成し、免疫力を高める。
●タウリン
脂肪の吸収、排出を助け、脳、網膜内で神経伝達物質として働く。 |
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